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PSビル 2007
所在地/東京都品川区
主要用途/オーナー住宅+テナントビル
構造規模/鉄筋コンクリート造地下1階地上6階建て
敷地面積/83.30m2
建築面積/66.40m2
延べ面積/386.46m2
設計・監理/アトリエエスタス建築設計事務所
構造設計/K3構造設計室 金子寛文
施工/(株)辰
写真/平井広行(except.No.13)
品川区による駅前開発に面して建つ、オーナー住居+テナントビル。
地下1階から4階にテナント、5階6階に住居・ルーフテラスを内包している。
用途によって開口部を変え、開口部から感じる気配によって、異なる時間軸を与える試みをした。
テナント階スラブをボイドスラブで計画し、駅前広場と内部空間との視覚境界を少なくする事で
駅前広場から各階の人の動きが見える。
これは駅前広場完成を機に周辺環境が視覚的・動線的に開放される事が予想され、
その関係を出来る限り建築が遮断しない様にする為である。
毎日数万人が利用する駅前広場に対して住居空間の開口は限定し、切り取られた開口部からの気配によって、
より繊細に外部環境を感じる事となる。
5階ホール・6階はルーフテラスから眺める都市景観への序曲。
5階から6階への繋がりを開放的にする為に、階段・一部の床材は透過性のある素材とした。
ルーフテラスからは人と遠方に見える都市が、他に遮られる事なく対峙できる。

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